パリは見どころが多くて、ついスケジュールが埋まりがち。そんな観光を楽しむばかりの旅行は少しお休みして、ゆったりとパリを過ごしてみませんか?
繰り返しの毎日から抜け出して異国の地で普段見ることのない景色に出会い、新たな刺激を受けることこそ旅の醍醐味です。そこに「暮らし」を加えて普段通りに自分のペースで過ごしてみる。
今回は、そんな「暮らすように旅する」を体験できる過ごし方として、アパルトマンに滞在する方法と魅力を紹介したいと思います。
パリの私の家を見つけよう
パリを日常に感じる旅をするときは、ホテルではなくアパルトマン。普段着のパリジャンやパリジェンヌを間近で垣間見ることができ、肩の力を抜いて大好きなパリの暮らしに身を委ねることができちゃいます。
アパルトマンの検索に便利なのが、『Paris Chez moi(パリ シェ モア)』というサイト。フランス語で「私のパリの家」 という意味のこのサイト。なんだかワクワクしてきますね。
『パリ シェ モア』のサイトは日本人スタッフの方が運営しているので、フランス語に不安のある方でも安心して手続きできるのもうれしいポイントです。
過ごし方に合わせて滞在エリアを選ぼう
パリは山手線内ほどの広さ。ルーブル美術館のある中心地の1区から時計回りに20区まで分けられます。それぞれのエリアに特徴があるので、行きたい場所や滞在の目的に合ったエリアを探すのがよいでしょう。
今回はパリが初めての友人と一緒に滞在するということで、15区のエッフェル塔付近のアパルトマンを選びました。一般市民も住むエリアなので、よりパリジェンヌの生活に密着して過ごせそうなエリアというのも◎。
滞在するのは、この赤い扉がかわいらしいアパルトマン。「これからここに住むんだ」と期待が膨らみます。
エントランスも素敵!はやる気持ちが抑えきれなくなってきます。
まずは部屋で待ち合わせていた担当の方から、家電製品の使い方、鍵の掛け方、ゴミの捨て方、滞在中の注意事項、緊急連絡先などの説明を受けます。部屋に備えつけの電話からはインターネットを介して日本へ直接電話できるところもありがたいです。
パリの暮らしのルールはどんなものなのだろう…と心配していましたが、ゴミの分別などは日本とも大きく変わらないということで安心しました。
ゴミ捨て場にピンク色のバラが咲いていました。思わずほっこり。
ベッドルームもコンパクトながらかわいい!過ごしやすそうなお部屋でした。
近所をお散歩してパリの暮らしを感じる
ホッと一息ついたらさっそく周辺を探索開始!歩いてすぐのところにビオのスーパーマーケット、ぐるっと回ればパン屋さんやお惣菜屋さん、カフェなどがありとても便利な立地。人気のパン屋さん『Poilane(ポワラーヌ)』も発見!
店員さんがお店の雰囲気のようにほんわかやわらかく、つられて笑顔に。明日の朝食用にクロワッサンとフラン(プリンのようなもの)、お土産にクッキーを購入しました。
お散歩の途中、おいしそうなフルーツを発見。店頭のマスカットに惹かれて一房購入しました(でも、かなりの量で毎日食卓に並ぶことになってしまいました…!)。
アパルトマンでの滞在は、朝は遅く起きたり、お部屋で好きな音楽をかけながら朝食を取ったり、仕事に向かうパリジャンやパリジェンヌを窓から眺めたり。
パリのアパルトマンでパリの人々の日常を間近に感じながら、ゆったりと自分のペースで過ごすことができました。
普段の観光がメインの旅だとどうしてもせわしなく過ごしてしまいますが、アパルトマンに泊まることを楽しみのひとつとすることで、パリの日常をより感じられることができると思います。ぜひ、パリの“私の家”を訪れる気分でアパルトマンに滞在してみてくださいね。
- ■サイト情報
- Paris Chez moi(パリ シェ モア)
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