日本から旅行に来る観光客から人気のおみやげのひとつであるカフェオレボウル。
フランス人の家庭の食器棚にはたいていカフェオレボウルが入っており、おなじみのアイテム。田舎のおばあちゃんの家など、昔ながらのものが残っている家であればあるほど目にする機会が多い食器です。
カフェオレボウルでカフェを飲めるお店
観光でパリに来るみなさんも「一度は本場のフランスで、カフェオレボウルでカフェを♪」なんて楽しみにしている方が多いようです。
でも、このカフェオレボウル、朝ごはんのときにアメリカンコーヒーやショコラショー(ココア)を入れて、ジャムやバターをたっぷり塗ったトーストしたバゲットを浸しながら食べるという一般家庭での定番アイテムなので、旅行中に行くようなカフェやレストランで手にすることはなかなかないのです。
そのため、カフェオレボウルでカフェが飲めるお店は案外珍しいのですが、カフェオレボウルでカフェをいただける貴重なお店がモンマルトルエリアにあります。『Coquelicot(コクリコ)』というお店です。
最寄り駅はパリのメトロの写真などではたびたび登場する昔ながらの美しい入り口の12番線「アベス駅」。
サクレクール寺院のふもとまでは歩いて5〜6分なので、モンマルトル観光のついでに訪れるのにはぴったりな場所です。
地元の人にも愛されるベーカリーレストラン『コクリコ』
地元の人にも愛されるパン屋さんでもあり、軽食が食べられるカフェレストランでもある『コクリコ』。タルティーヌ、塩味系タルト、キッシュ、オムレツ、クレープ、スープ、サラダ、ハンバーガーなど、さくっと軽く食べられるものばかりなので、時間が限られているときや毎食ボリュームたっぷりのフランスビストロ料理では苦しい観光客にはうれしい便利なお店です。
ビオの卵、ヨーグルト、サラダやフルーツなど素材にこだわった手作りで、ハンバーガーに使われる肉も近所の肉屋さんから仕入れていたりと、軽食ながら家庭的なおいしい味を楽しめます。
カフェオレボウルで飲みたい場合は、『Le bol de café』など『bol(ボル)』という単語が目印です。ぜひ、モンマルトル観光の際に訪れて、カフェオレボウルでカフェを楽しんでみてくださいね!
- ■お店情報
- Coquelicot(コクリコ)
- 住所:24 rue des Abbesses 75018 Paris(地図)
- 営業時間:[パン屋部門]7:30〜20:00/[カフェ部門]8:00〜17:30(週末は18:30まで)
- TEL:+33 (0)1 4606 1877
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