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    パリの魔法にかかれば夜飲みもロマンティックに大変身

    パリでは、夜ちょこっと飲むことでさえ、魔法にかかったようにとびきりロマンティック。世界中を旅する中、様々な国で、夜の街へと飲みに出かけましたが、パリほど何気ない夜の飲みが、素敵な時間になる場所はないと感じます。

    私は1カ月パリに暮らしていた間、パリ在住の友人たちと何度かふらっと外に飲みに行きました。今回はパリ在住の人々ならではの、夜の飲みの楽しみ方や素敵なシーンをご紹介しますね。

     

    エッフェル塔を眺めながらワインを

    「夜、今から集まって飲もうか?」という話になり、友人たちが連れてきてくれたのは、エッフェル塔のふもと。昼間のエッフェル塔もパリのシンボルとして素敵ですが、夜のキラキラ輝くエッフェル塔は、まるで宝石のよう。そんなパリを代表する素敵な景色を眺めながら、持ってきたワインで乾杯!日常の仕事終わりの飲みが、こんなにも素敵なワンシーンになってしまうなんて。

    パリの街の美しさは、何気ない日常の1コマをときめきに溢れた時間に変えてくれます。

     

    灯りがともる運河でロマンティックな時間

    またとある日は、ワインをストアで購入して、夜のサンマルタン運河へ。運河沿いで飲むことはパリジェンヌにとって日常なので、大勢のパリジェンヌで賑わっている時間帯もありますが、夜は場所によっては誰もいなくなります。

    灯りが揺らめく静寂な運河沿いは、なんともロマンティック。恋人同士でワインを傾けながら夜のひと時を楽しむ…。パリってロマンスの街と言われるのが納得。だってこんなにも甘美な瞬間が日々の中にあるのですから。

     

    パリでは日常の飲みがロマンティックになるのはなぜか

    パリの夜の飲みがこんなにもロマンティックになるのは、やはりパリという街全体が芸術のように美しいからだと感じます。日本だと仕事終わりに居酒屋で飲んだり、バーで1杯飲むのが定番。アメリカは、ビーチや公園などで飲むのは違法なので、スポーツバーでワイワイ飲んだり、レストランのバーで1杯楽しむのが一般的。

    対してフランスは公園や運河で飲むことが珍しくない国。いつでもピクニックを楽しんじゃう人たちばかり。ストアでおいしいワインを安く購入することもできます。さらに、パリの街はそこら中に素敵な街並みが広がっているので、普段の何気ない飲みのシーンも途端にドラマチックになるのですね。

     

    お金をかけずに日常を楽しむ方法を知っている

    パリジェンヌは、お金をかけずに日常を楽しむ方法を知り尽くしていると思います。フランスのワインは安いワインだとしても、他の国で購入するワインに比べれば、上質で美味。そんなワインを持って外で飲むのなら、お金もほとんどかかりません。日本は安い居酒屋でも数千円かかったりしますが、パリではこんなにも素敵な飲みにお金はあまりかかりません。

    普段の日常がスペシャルになるのも、パリならではの魔法ですね。 皆さんぜひ、パリジェンヌのように、運河や公園など素敵な場所を探して、ワインを片手にロマンティックな時間を楽しんでみてくださいね。

    素敵なパリの旅を♪ Bon Voyage!

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