先日ご紹介した憧れのリゾート地、南仏コート・ダジュールの「ニース」。
南仏、海辺のリゾート地、バカンス…と、夏を連想させるキーワードが思い浮かぶニースですが、実は真冬(とはいえ南仏なのでパリと比べたらずいぶん暖かいのですが!)の間にかなり楽しいイベントがあるのです。今日はそんな意外と知られていない冬のニースをご紹介!
2月はカーニバルの季節
欧米における2月はカーニバル(謝肉祭)の季節。ダンサーたちが派手な衣装で踊りまくる「リオのカーニバル」や仮面や仮装した人で街がいっぱいになる「ヴェネチアのカーニバル」。世界的に有名なカーニバルの様子は日本のニュースでも映像をご覧になったことがある方も多いかもしれませんね。
今日ご紹介する、「ニースのカーニバル」もヨーロッパの3大カーニバルのひとつと呼ばれ、130年の歴史があるイベントです。
なんと毎年100万人以上が世界中から集まるんですよ!2月に2週間にわたって開催されるので、真冬に旅行日程を組む方にぜひぜひおすすめしたい冬の観光行事のひとつなのです。
このカーニバルは、グルメ、音楽など毎年決められたテーマにそった巨大フロートが練り歩くパレード。今年のテーマは「エネルギーの王様」ということで、光、電気、雷、コンセントなど、さまざまなエネルギーがキーワードとなるフロートがたくさん作られていました。
ニースのカーニバルの見どころは花合戦パレード!
2週間に渡り、昼夜何度もパレードが設定されています。最も有名なものが昼間の「花合戦パレード」と呼ばれるパレード。1台につき約2500本〜3000本もの花で彩られたフロートに、コンテストで選ばれた「花の女王」たちが乗り、周りの群衆たちに花を投げながら練り歩くのです。
パレードが終わる頃には、みんな両手いっぱいの花を抱えて笑顔いっぱい。とても華やかで素敵なパレード♪
カーニバル巡りもヨーロッパ旅行の楽しみ
実は初めてフランスやイタリアの各地をまわった大学の卒業旅行の際も、「ニースのカーニバル」の日程に合わせて旅をしたほど世界のカーニバルに興味がある私。ヨーロッパ各地で開催されるカーニバルは日程が重なってしまうことも多く、一気に巡るのはなかなか難しいのですが、少しずつ制覇したいなあと思っています。
2月の真冬の時期に旅する予定のある方は、こんなイベントを旅程の中に組み込んでみるのもおすすめですよ!
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