ぐっと気温も下がってきて、いよいよ冬本番。体が冷えて、調子がいまいちになる方も多いのでは?外側から温めることも大事ですが、体の中から温めることはもっと大切。そこでおすすめなのが“なつめ”です。漢方としても珍重されている“なつめ”を手軽に摂れるブランド『なつめいろ』をご紹介します。
女性の悩みを解決してくれる魔法の果実!?
“なつめ”は漢字で棗と書き、古来より中国や韓国で愛されてきた果実です。落葉樹の低木の植物で、果実の両端にトゲがあり自ら鳥や害虫から果実を守るそうです。
このなつめ、生で食べると姫りんごのような味と食感なのだとか。中国ではよく生のなつめや、乾燥後の熟成したものが食されます。また、韓国では伝統茶として長時間煮出したなつめのお茶『テチュチャ』が飲まれますし、高麗人参などの漢方と鶏肉を一緒に煮込んだ『参鶏湯(サムゲタン)』は日本での馴染み深い料理ですよね。
日本では奈良時代に中国より渡来し『万葉集』にも登場。平安時代の薬学書『本草和名(ほんぞうわみょう)』にも記載されていたようで、古の時代は“薬”としての要素が大きかったようです。
このように東洋の食文化に根ざしているなつめは、古代中国において楊貴妃にも愛され「一日食三棗 終生不顕老(一日3粒の棗を食べることで、老いを防ぐ)」と言われるほど、女性にうれしい効果があるそうです。体内の「気・血・水」をスムーズに巡らせることが東洋医学の根幹になりますが、なつめは主に「気」「血」を補う温性の薬効を持つと言われています。血と水を作りコントロールすることで、冷えの解消・貧血の改善・免疫力アップなどの効果が期待できます。
また、鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウムといったミネラル、葉酸やナイアシンなどのビタミンB群、食物繊維などが特に豊富。これらの栄養素は胃腸の不良や冷え、精神不安や貧血、妊娠や更年期など、女性特有の悩みを解決してくれるものばかりなので、意識して摂りましょう。
シーンを選ばず楽しめる『なつめいろ』
徐々に注目されつつも現代の食卓にはなかなか馴染みのないなつめ。手軽に食する方法はないのでしょうか?
そこで注目したいのが『なつめいろ』のプロダクトです。現代の食生活に取り入れやすいアイテムが揃っています。その中から、気になったアイテムとおすすめのシーンをご紹介します。
◼️なつめチップ
なつめの名産地・韓国慶山(キョンサン)産のなつめをシンプルに乾燥させたもの。噛むとサクッとした食感の後に、なつめ特有のドライいちじくに似た甘さと後にくるりんごっぽい風味が広がります。そのままでも十分おいしいので、お茶受けにぴったり。またヨーグルトやサラダのトッピングにしても◎。『なつめいろ』でも一番人気の逸品です。
◼️なつめティー
国産なつめ100%使用したお茶です。なつめの自然な甘さが広がり、心も体も温かくなります。なつめティーは、なつめ100%のもの以外に、西洋ハーブを配合したブレンドティーもご用意。「MOISTURE」や「WARM HERB」など目的に合ったお茶を選ぶことができます。また、ノンカフェインなので睡眠の妨げにならないのもうれしいポイント。眠る前の1杯にもどうぞ!
◼️なつめの葛ぼーる
高級和菓子でも使用される奈良産の吉野本葛と奈良産の米粉に砕いたなつめを加えた焼き菓子。ほろっとした食感と、アーモンドの優しい甘味&香ばしさが楽しめます。葛は漢方「葛根湯」の主原料である通り、体を温める効果があります。温活にも取り入れたいスイーツですね。ちなみに小麦、卵、乳製品を使用していないのでアレルゲンが気になる方にもおすすめです。
『なつめいろ』のホームページでは、商品をアレンジしたレシピもご紹介。なつめの新しい楽しみ方を提案してくれています。
冷えは万病の元!寒波が押し寄せるこの季節、おいしいなつめアイテムで体を内側から温めてみてはいかがですか?
- ■お店紹介
- なつめいろ
- その他、取り扱い店舗はHPをご確認ください
※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。
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