前回、フランスの外務省のキッチンを見学したことをご紹介しました。自由で優しいシェフたちは、「入れる機会なんて滅多にないから、ついでにちょっとだけ外務省の施設を案内してあげるよ」と休憩中に案内してくれたのですが…それがすごかった…！
ヴェルサイユ宮殿のような豪華な空間
施設の中はどこもかしこも「ここはヴェルサイユ宮殿ですか」って思ってしまうゴージャスな部屋の数々。
毎回、ヴェルサイユ宮殿や古城などを見学するたびに、「かつて王様や貴族たちが一体どんなふうにこの部屋を使って生活していたのだろう」と妄想を繰り広げたりしますが、まさにそういうお部屋が現代でも使われているんだとなんだか不思議な気持ちに。
今なお使われているフランスでは宮殿のような空間
何百年も前の古い建造物がそのまま残るフランス。考えてみれば、結婚式が執り行われる区役所の部屋（フランスは婚姻届が受理されると同時に区役所で式を挙げる）も、「パリ市庁舎」も、パリのオペラ座も、ゴージャスな飾りと大きなシャンデリアときらびやかな調度品であふれていてヴェルサイユ宮殿に行かなくてもこういう世界が当たり前にあるんですよね。
今回、外務省の建物に実際に足を踏み入れてみて、いわゆる官庁的な場所もフランスならではの建物なのだと改めて感動しました。
外務省というと、世界各国から要人たちが日々集まる場所。こんな素敵な場所にお客様をご招待できるなんて、ここでお仕事する方も鼻高々だろうなとちょっぴり羨ましく思ったり。
金ピカなお風呂は使われてるの！？
ちなみに、金銀でピカピカのバスルームまであるんですよ。案内してもらいましたが、こんなピカピカのバスルーム、普通に使っているのかしら！？というか…、誰がどういう時に使っているのかしら！？
飾りなのかとも一瞬思ったけれど、タオルが普通に置かれているので、どうやら普通に使われているお部屋のようです。
限られた時間で広い外務省内をくまなく案内していただいたので、大きな部屋を駆け足で回っていくだけで時間がたってしまい、ひとつひとつ細かい質問ができなかったのが残念。いつか機会があったら真っ先にピカピカバスルームのことを聞いてみようと思っています（笑）。
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