夏のヴァカンス地でお馴染みの南仏。地中海の風を感じられるようなピザ「Pissaladière(ピサラディエール)」のレシピを紹介したいと思います。
トマトを使わないピザで、ニースやマルセイユ、トゥーロンやヴァールの周辺でよく食べられているメニューです。あめ色玉ねぎの甘みにアンチョビとオリーブがアクセントになったピザを市販の冷凍パイシートを使って手軽に作ってみましょう。
南仏のピザ、ピサラディエール
- 【材料】(2〜3人分)
- パイ生地18cm×9cm (市販):2枚
- 玉ねぎ(薄切り):2〜3個 ※ピザ生地の大きさによって調整してください。
- アンチョビ:1〜2枚
- 塩:少々
- こしょう:少々
- オリーブオイル:大さじ2
- –
- [トッピング]
- ブラックオリーブ:適量
- アンチョビ:4枚
- タイム:2枝くらい
【作り方】
1.玉ねぎを炒めます。
フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎをあめ色になるまで炒めます。オリーブオイルの代わりにバターでも◎。
玉ねぎはしばらく触らずにそのままにしておき、焦げ目がついてきたらひっくり返し、茶色い部分を広げていくというのを繰り返すと簡単です。新玉ねぎで作ると水っぽくなってしまうので、新玉ねぎではないほうがおすすめ。
玉ねぎがあめ色になってきたらアンチョビをほぐしながら入れ、塩、こしょうを振ってよく混ぜ合わせます。
2.パイ生地に具材をのせていきます。
鉄板にパイ生地をのせ、フォークの先で全体的に穴をあけます。
その上に[1]を広げていきます。
玉ねぎの上に細く裂いたアンチョビ(トッピング)、ブラックオリーブ、タイムの葉を散らします。
今回は、南仏で食べたピサラディエールに習い、格子状のデザインに配置してみました。
アンチョビの塩気が気になる場合は、水にさらして塩気を抜いておくとよいでしょう。
3.オーブンで焼きます。
200度のオーブンで20分焼きます(オーブンがない場合は、トースターでもOKです)。
オーブンから、パイ生地のバターと玉ねぎのいい香りが漂ってきます。パイ生地が一度膨らみ、落ち着いたら焼き上がりの目安です。
玉ねぎの香ばしい甘みとアンチョビとオリーブの塩気が絶妙です。パイ生地のサクサクした食感も楽しく大人も子どももくせになる味わい。お子様が食べるときは、アンチョビやオリーブを減らし、塩気を調節すると◎。市販のパイ生地を使って作っているので、作り方もとっても簡単です。
南仏気分を味わえる簡単ピザ「ピサラディエール」。白ワインと一緒に休日のブランチにいかがですか?
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