パリのシンボルと言えばエッフェル塔ですが、東京のシンボルと言えばやっぱり東京タワーですよね。
リサとガスパールの最新絵本『リサとガスパールとうきょうへいく』では、リサとガスパールの2人も訪れていました。今回はそんな東京タワーの楽しみ方をご紹介したいと思います。すでに行ったことある方も、実は行ったことがない…という方も楽しめるように、朝と夜それぞれの楽しみ方をお見せしちゃいます。
カジュアルに楽しみたいなら昼間の東京タワーがおすすめ!
まずは東京タワーの朝の楽しみ方をご紹介したいと思います。
チケットを購入し、エレベーターに乗り込むと、45秒で地上150mの展望台へあっという間に到着。エレベーターを降りると眼前には大パノラマの東京の風景がどどーんと広がっています。
レインボーブリッジも見えました。
天気のいい冬の朝には富士山も見えるとのこと。あたたかい季節はどうしても遠くが霞んでしまうので、朝の時間帯のほうがすっきりとした風景を楽しむことができます。
東京の景色が一望できるので、「あの森は明治神宮かな?」「あ、スカイツリーが見えた!」なんて、いつまでも眺めていられます。
定期的にASAYOGA(朝ヨガ)などのイベントもやっているそうですよ。地上150mで朝ヨガなんて、とても気持ちよさそうですね。
風景に興奮したらなんだか小腹が減ってきました。1階にある『カフェ ラ・トゥール(CAFE la TOUR)』でちょっとブレイク。コーヒーなどのドリンクの他、フロートやケーキ、サンドイッチなどが楽しむことができます。
もう少しぐるっと周ってみることに。人だかりができていたのは、ガラスの床から地上を見下ろせる「ルックダウンウィンドウ」。実際乗ってみると、想像以上に高く、また「抜けたらどうしよう…」という不安から足がすくんでしまいました。もちろん抜けることはないので、ご安心を。
2階のフロアに戻ってきました。いきなりですが、この野球ボールなんだと思いますか?
これはアンテナの付け替え工事をした2012年に、頂上のアンテナ内部から出てきたものなのだそう。アンテナの付け替えは完成以降はじめてのことだったので、なんと50年以上も頂上の中にあったということ。誰がなぜ入れたのかなどは未だにわかっていないミステリーの詰まった野球ボールなのです。
さらに探訪していくと、突如神社の境内が!「タワー大神宮」です。伊勢神宮より御神霊をお招きし、天照皇大神を祀っている由緒ある神社なんですよ。東京23区で一番高いところに位置する神社であることから、高くなりたいものにご利益があると言われています。
東京タワー型の絵馬も。東京タワーのキャラクターノッポン兄弟の絵馬もありました。さらに、最近女性に人気の御朱印ですが、「タワー大神宮」でも御朱印を書いてもらえるサービスがあります(御朱印ツアーは5名以上の団体限定で、1週間前までの事前予約制が必要)。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
「ルックダウンウィンドウ」や謎の野球ボール、大神宮など、意外なスポットでテンションが上がったら、またお腹が空いてきた!?ということで、フットタウンにある唯一のレストラン『TOWER’S DINNER』でブランチをいただくことにしました。
オリジナルのブレンドで溶岩釜で焼かれた厚焼きのトーストが楽しめるモーニングセットをチョイス。店内の鉄板でトーストされたパンは、表面はパリッと中はもちっとした食感が楽しめます。
ヘルシー志向の女性には、スムージーも人気とのこと。さっぱりした飲み心地で朝ヨガのあとやお散歩中もぴったり!
朝のお散歩で東京タワーを堪能し、ブランチを楽しむ休日なんて素敵ですよね。東京タワーは六本木などの繁華街も近いので、午前中は東京タワー、午後は六本木でお買い物なんていうこともできちゃいますよ。
夕暮れアペロから夜のロマンチックイルミネーションを堪能
朝ももちろん楽しい東京タワーですが、やっぱり夜も捨てがたい!夜のとっておきの楽しみ方も紹介したいと思います。先ほどエレベーターで45秒で展望台に行けるとご紹介しましたが、実は夏限定のイベント、天の川イルミネーションの期間中は、17時以降も階段で歩いて登ることもできることをご存知でしょうか?
フットタウンの屋上から登ることができます。東京タワーの赤い鉄骨をこんなに間近で観れるなんて!各所に「現在○m」という表示とともにピサの斜塔やゴジラなど同じ高さのものも紹介している看板が設置されており、楽しく登ることができます。とはいえ、600段の階段はなかなかハード!後半は息切れしてしまいました。
およそ15分ほどかけて、展望台にたどり着くことができました。認定証をGET!達成感もひとしおです。
(階段で登ることができるのは夏期の17時以降の他、バレンタインなどのイベントのときのみです)
夕暮れ時の風景は朝とはまた違った印象。東京の景色を眺めながら、日が暮れるのを待つことに。
『カフェ ラ・トゥール(CAFE la TOUR)』にはビールやワイン、スパークリングワインなどのアルコール類もあるので、夕暮れのアペロにもぴったりです。東京を一望しながらのアペロなんて、とっても贅沢ですよね。
撮影のときは、天の川イルミネーションでブルーの幻想的な光に包まれていました。この季節によって変わるイルミネーションが、東京の夜景をさらに彩ってくれるのです。
すっかり日が沈むとこんなに幻想的な空間に!ブルーのイルミネーション越しに東京の夜景が見えます。まるで宇宙からの風景みたい。
2階フロアからみた夜景です。赤羽橋交差点付近を見下ろしたこの風景は『夜現れるもう一つの東京タワー』とも呼ばれています。車のライトと街灯で東京タワーのシルエットのように見えることから、そう呼ばれているのだそう。なんだかロマンチックですね。
夕暮れにアペロを楽しみつつ夜景を待つちょっとロマンチックな東京タワーの楽しみ方をご紹介しました。東京タワーでアペロして、虎ノ門や麻布十番のレストランに行くコースは、特別な日のデートにもおすすめです。
東京タワーモチーフがかわいいおみやげ
東京タワーを満喫した記念におみやげもチェック!フットタウンにあるお店にはたくさんのおみやげが所狭しと並んでいます。どれにしようかな~と目移りしてしまうこと必至です。その中からいくつか気になったアイテムをピックアップしてみました。
東京タワーキャラメルとベイクドショコラは人気のおみやげ。ノッポンや東京タワーのモチーフがかわいくデザインされていて、大人も子どもにも喜ばれるアイテムです。
東京タワーがラベリングされたワインも!高級感あるデザインでプレゼントにもよさそう。
このキーホルダーは展望台のおみやげショップ限定のもの。展望台でしか手に入らないので、お見逃しなく!
珍しい東京タワーのかたちをしたたい焼きも。キュートなかたちでSNS映えも◎。こちらは焼き立てを提供してくれます。もちろんその場で食べてもよいですが、いくつか買って手土産にしても喜ばれそうですね。
朝も夜も魅力がたっぷりな東京タワー。夏はハイボールガーデンがあったり、季節ごとにさまざまなイベントやイルミネーションが開催されており、何度訪れても飽きさせません。六本木や虎ノ門などの注目スポットとも近いので、いろいろなシーンで楽しむことができますね。
東京観光はもちろん、デートやおでかけの途中に訪れて東京タワーの魅力を再発見してみてください。
- ■施設情報
- 東京タワー 大展望台
- 住所:東京都港区芝公園4-2-8
- TEL:03-3433-5111
- 営業時間:9:00~23:00(最終入場 22:30)
- 入場料:大人(高校生以上)900円/子ども(小中学生)500円/幼児(4歳以上)400円
※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。
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