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    パリで食べたあの味に再会!神楽坂『PAUL』で楽しむ本場のパン

    最近はフランス生まれのパン屋さんが日本にも多く上陸し、気軽に本場の味が楽しめるようになりました。今回はそんなフランス発のパン屋さんの先駆け的存在でもある『PAUL』を紹介したいと思います。

     

    フランスで120年以上続くパン屋さん

    1889年にフランス北部の街リールに誕生した『PAUL』が、日本に上陸したのが25年前。当時からフランスと同じレシピで作ることにこだわり、本国と変わらないメニューを提供し続けています。

    今回訪れたのは、日本に展開する『PAUL』の店舗の中で、特にフランスの店舗を意識したショーケースや内装が特徴の神楽坂店。アンティークの家具や照明、パリの美術館を彷彿とさせる市松模様の床など、伝統的なフランスのパン屋さんの内装をイメージして作っているのだそう。

    広いイートインスペースがあり、その奥に職人さんが作る姿を見ることができる小窓が。神楽坂の街の雰囲気も相まって、フランスに訪れたような気分になってきます。

     

    フランスから直輸入のクロワッサン

    そんなフランスの味を堪能できる『PAUL』の1番人気は、フランスから直輸入している生地を使用したクロワッサン。

    大きめサイズのクロワッサンは、ザクザクとした香ばしい表面とバター香るもっちりしたパン生地で、毎日食べても飽きないおいしさです。以前、フランスを訪れた時に食べた味とまさに同じ味!

    デニッシュ類も同じ生地を使用しているので、本国同様のおいしさを味わうことができます。

    こちらは「パン・サレ」という、ジャガイモを練り込んだ塩パンです。

    ほどよい塩気と食べやすい柔らかさで、食事にも合いそうなパンです。

     

    サンドイッチもフランス仕込み

    サンドイッチも人気。先ほどのクロワッサンを使用したものとフランス小麦を100%したアンシェンヌという生地を使用したサンドイッチがあり、具材もフランステイストのものが多く揃っています。

    自慢のフランスパンにハム、チーズ、レタス、トマトをサンドした「アンシェン・ミックス」、ツナ、トマト、レタスをサンドした「アンシェン・トン」などはフランスらしさも満点で人気の高いメニューなのだそう。

    今回は「アンシェン・ミックス」をいただきました。フレッシュな野菜とチーズ、ハム、パンの香ばしさが絶妙なバランス!シンプルながらとてもおいしかったです。噛みごたえのあるパンで、ひとつで十分お腹がいっぱいになりそう。

    ちなみにアンシェンヌのサンドイッチはこちらのフランスパンを小さめサイズで焼き上げたものなのだそう。

    右の「アンシェン・ポール」は大きめサイズで焼き上げたもの。同じ生地でも大きさによって食感が全然違います。好みや食事に合わせて選べる豊富なラインナップも、パンの国フランス生まれのパン屋さんならでは。

     

    フランスのパン屋同様スイーツも

    以前、とのさんの記事でフランスのパン屋さんにはスイーツも並んでいると紹介されていましたが、こちらでもパンのショーケースに並んで、スイーツも並んでいます。カラフルなフルーツがのったものから、タルトレット・ショコラといったベーシックなものまで。目にも鮮やかなスイーツがずらり。

    「カヌレ」や「クイニー・アマン」といったフランスの伝統菓子も。

    「カヌレ」は、神楽坂店店長の日馬さんもおすすめとのことで実際に食べてみました!すると、今まで食べたことのある「カヌレ」の概念が変わるようなおいしさ。外側のビターで固めの生地と内側のほのかな甘さ&もっちり食感のコントラストが抜群でした。

     

    店内でも自宅でもおいしく楽しむ本場の味

    パンにスイーツにサンドイッチにいろいろなシーンで訪れたい『PAUL』ですが、時間限定のメニューもあります。10〜11時はドリンクのお値段でクロワッサン、パン・オ・ショコラ、タルト・シュクレといったフランスの朝食の定番メニューを楽しめるモーニングサービス、11時〜14時までは週替りのキッシュかサラダに、おかわり自由のパンがついたランチセットなどが提供されています。

    さて、本場のパンをいつでも気軽に楽しむことのできるなら、自宅に持ち帰ってもパンをおいしく食べたいもの。そこで店長の日馬さんおすすめのパンのあたため方を教えてもらったので紹介したいと思います。

    • 1.乾いたフライパンにパンを置きます。
    • (バゲットや大きいパンは、食べやすい大きさにスライスしたものを置きます)
    • 2.フライパンに蓋をして、ごくごく弱火にかけます。
    • 3.3〜4分で、ほんのり焼き色がついてきます。
    • (両面を焼く場合は、裏返して同じく[2]の方法で焼きます)
    • 4.お好みの焼き加減になりましたら、完成です。

     

    「フライパンで蓋をしてごくごく弱火で加熱することで、パンが持っている水分でふっくらと焼き上げることができるんです。表面はパリッと、中はしっとりフワフワ食感になりますよ。クロワッサン、バゲットなどの食事パンはもちろん、サンドイッチも加熱するとおいしいので、試してみてください」と日馬さん。これはやってみる価値ありですね!

     

    日常的にパンを買いに訪れたり、ちょっと特別な日にケーキを買いに訪れたり、モーニングにクロワッサンを食べたり、のんびりコーヒーとともにおしゃべりを楽しんだり。フランスの味だけでなく、フランス人とパン屋さんの関係性も教えてくれるような気がするパン屋さんです。ぜひ、フランス人気分で訪れてみてください。

     

    • ■お店情報
    • PAUL(ポール)神楽坂店
    • 住所:東京都新宿区神楽坂5-1-4 神楽坂テラス1F(地図
    • TEL:03-6280-7723
    • 営業時間:10:00~21:00(サロンラストオーダー 20:30)
    • ※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。

     

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