ほんのり塩気の効いた濃厚なチーズを挟んだパンを、バターでこんがり焼き上げる「グリルドチーズサンド」は、アメリカではポピュラーなホットサンドイッチ。香ばしく焼き上げられたパンからはとろ〜りとろけるチーズが溢れ、視覚的にも食欲を刺激します。今回は千駄ヶ谷にあるグリルドチーズサンドの専門店『POTAMELT(ポタメルト)』に伺いました。
アメリカ発「グリルドチーズサンド」のおいしさを発信
北参道駅や千駄ヶ谷駅、原宿駅からも徒歩圏内に位置する『POTAMELT千駄ヶ谷店』は、グリルドチーズサンドを専門に扱うお店です。グリルドチーズサンドとは、チーズを間に挟んで焼き上げたアメリカで親しまれるホットサンドのこと。こちらのお店では、日本でもそのおいしさを楽しんでもらいたいと、約10種類のメニューを用意し、注文を受けてから焼き上げるスタイルで、出来立て熱々を楽しむことができます。
「人気メニューは、『ベーコンエッグメルト』と『チーズバーガーメルト』です。スイーツ系の『あんバターメルト』も隠れた人気商品で、こちらを食べるために足を運んでくださるお客様も多いです」。
こう話してくれたのは、店長の坂口淳さん。2018年の立ち上げ時からこちらのお店で働き、商品開発にも携わります。
店名の由来について聞くと「pottering=1人や家族・気の合う仲間と散歩する」と「melt=溶ける、和らぐ」を繋げたとのこと。「グリルドチーズサンドを味わってもらいながらくつろいでほしい」と、坂口さんは話します。
ニューヨークの工房をイメージして作られた店舗は、大きな窓と高い天井が開放的。スタイリッシュでありながらも温もりの感じられるデザインです。周辺にはアパレル関係の会社や店舗が多いことから、おしゃれ好きな方がよく来られるそうで、ホットサンドを食べ終わった後も、ドリンクを飲みながらのんびりと過ごしています。
毎日でも食べたいと思える豊富なバリエーションと、シンプルな味付けがリピーターを掴む
パンにはさむチーズは、モッツァレラチーズとゴーダチーズの2種類を使用。カットしたときにトロリと溢れるよう、チーズの量は何度も検討を繰り返して現在の形になったそうです。
「メルトサンドはアメリカの日常食で、日本でいうおにぎりのような存在です。毎日でも食べたいと思えるような具材のバリエーションと、シンプルな味付けにこだわりました」。
パンにはどんな具材とも相性のいい山形のイギリスパンを使用し、バターを塗ってこんがり焼き上げています。100%ビーフのオリジナルパティの肉汁ととろけるチーズが重なる満足度は200%!ボリュームはありますが、シンプルな味付けで重たくなく、女性でもペロリと完食できてしまいます。
その魅力的な見た目に、お客さんの多くが食べる前に写真をパチリ。注文を受けてから作るため、5分前後の待ち時間はかかるとのことですが、待つ甲斐のあるおいしさに「次は違うメニューを食べにきます」と、リピーターも増えているとのこと。
春に向けて「スパイシー系」や「フルーツ系」のメルトサンドを開発中と話してくれた坂口さん。今後の新メニューにも期待が高まります。ランチや小腹が空いた時のおやつとしてはもちろん、ビールとの相性も良いグリルドチーズサンドは、仕事終わりの一杯に合わせても良さそうです♪
- ■お店情報
- POTAMELT千駄ヶ谷店
- 住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-1-6-1F
- TEL:03-6721-0748
- 営業時間:8:00~19:00
- ※新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、予告なく変更する場合があります。
- 定休日:なし
- Instagram:@potamelt
※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。
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