もうすぐクリスマス。1年に1度のクリスマスディナーこそ、張り切って準備したいものですよね。せっかくならこの機会にテーブルコーディネートの基本を知り、おもてなし名人になってみませんか?今回はおさえたい、テーブルコーディネートの基本となる5つのポイントをご紹介します。
クリスマスカラーをふんだんに使おう
基本のルールをご説明する前に、まずはテーブルコーディネートの組み立て方から。何からそろえたらいいか迷ったときは、まずコンセプトと色使いから考えましょう。色を制すものはテーブルコーディネートを制す。テーマにあった色使いを決めるのがポイントです。
今回はTHEクリスマスカラーの赤と緑を使いました。一番大きな面積を占めるテーブルクロスに、赤と緑のチェック柄を大胆に使用しています。これならいつもの白い食器やグラスでも、ぐっとクリスマスらしくなりますよね!
それでは早速、基本となる5つのポイントをご紹介してまいります。
1.お皿はテーブルの端から3㎝
食器の位置を何となく置いている方多いのではないでしょうか。実は定位置が決まっているんです。お皿はテーブルの端から3cmあけて置くのがルール。カトラリーは4cmほどスペースを空けて配置します。
いちいちメジャーで測るのが面倒というときは指で測ることもできますよ。指3本分、指4本分が約3cm、4cmですので覚えておくと便利です。
2.意外と迷うカトラリーの順番
意外と迷うのがカトラリーの順番。レストランで食べるときは食べるときのマナーばかり気にしがちですが、いざ自宅でおもてなしする側になってみると、フォークやナイフは左右どちらだっけ?なんてことも。
カトラリーは、左からフォーク、ナイフが基本です。このとき、ナイフの先はお皿側に向くようにしましょう。では、スプーンは?スープ用のスプーンであれば、ナイフより外側に置くのが一般的です。テーブルクロスを敷いているときは、お皿の左右にふりわけて置くことができます。お皿をはさんで左にフォーク、右にナイフの配置に。
でも、テーブルクロスがない場合や、見た目やスペースの問題でカトラリーをまとめておきたいときもありますよね。そんなときは、カトラリーレストを使用するのをおすすめします。箸置きのようなもので、カトラリーの頭の部分の下に敷く台です。最近ではプチプラなものもあるので、シンプルなものを一揃いそろえておくと、いざというときに活躍してくれるはずです。
3.テーブルナプキンはお皿の上か左に
お皿やカトラリーはもちろんですが、テーブルナプキンもディナー時のテーブルには欠かせません。テーブルナプキンはお皿の上か、お皿より左側に置く場合が多いです。
ナプキンの折り方もいろんな折り方があるので、テーブルが何だか地味だな…というときはちょっと折り方を変えてみるのもおすすめ。
ホームパーティのようなゲストをおもてなしするシーンでは、上の写真のようにシンプルにたたんだテーブルナプキンの上に、ちょっとしたサプライズを用意するのも素敵です。
サンタさんの靴下の中に、ゲスト1人1人へのプチギフトを入れておくなんていかがでしょう。おもてなしの基本はゲストに喜んでもらうこと、一緒に食卓を囲んで楽しく過ごすことです。ルールはもちろんですが、お茶目な心遣いきっと喜ばれるはず!
4.ワイングラスは右奥に
乾杯の瞬間を決めるのはワイングラスですね。グラスの位置はお皿から向かって右奥が基本です。食後のデザート時に使用するコーヒーや紅茶のカップ&ソーサーも右奥です。
グラスを複数置きたい場合は、背の高いものから置き、右に行くに従って背の低いグラスになるように置くことが多いです。
5.キャンドルに灯をともすのは15時から
お皿、カトラリー、テーブルナプキンにグラス。これで食事をする上での必需品はばっちりですが、やっぱりそれだけではなんだか食卓がパッとしない。華を添えるアイテムが必要です。
たとえば季節のお花や果物を飾ったり、食卓で使うソルト&ペッパー、ワインクーラーなどみんなでシェアして使うアイテムを置くのもよし。テーブルの真ん中に、目で見て楽しめるアイテムをおきましょう。
クリスマスらしさを出すために、今回はグリーンと真っ赤な姫リンゴをあしらいました。
真っ赤なランタンやキャンドルも演出のひとつとして飾っています。ディナータイムにはこんな風に間接照明を上手に使うと雰囲気が出て素敵ですよね!お料理もおいしそうに見え、さらにゆらめく明かりでリラックス気分もアップ。おしゃべりも弾んで和やかな空気でお食事をいただけます。
ここでちょっと意識したいのがキャンドルを灯す時間。キャンドルは15時以降に使用するのが理想的ですので、ブランチやランチタイムでの使用は避けたほうが無難かと思います。
基本を知って、クリスマスはおもてなし上手
テーブルコーディネートに馴染みない方でも、今日ご紹介した5つのポイントをおさえれば胸をはっておもてなしできるはず。大切な人に喜ばれるような素敵なクリスマスコーディネートで、今年はおもてなし名人になってみては?
ぜひ、素敵なクリスマスをお過ごし下さい!
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