シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン “パリマグ”
  • FOOD

    コントレックス、ペリエ、ヴィッテルはフランス生まれ!シーンに合わせて楽しみお水ガイド

    tags : , ,

     暑〜い夏には、水分補給が欠かせません。特にお水は、どんなシーンでも飲みやすいので手に取る方も多いはず。お水売り場をよく見てみると、その種類はとっても豊富。日本だけでなくヨーロッパ各地のお水が並んでいますよね。

    今回はその中でも、世界的に有名なミネラルウォーターをたくさん生産しているフランスのお水について紹介したいと思います。

     

    フランスのミネラルウォーターは個性豊か!

    日本でもフランス産のお水は多く流通していますが、フランスはミネラルのウォーター大国と言っても過言ではないくらい、さまざまな種類のミネラルウォーターがあります。そこにはアルプスなどの山脈に囲まれているといった地形的な理由やフランスの水道事情が関係しているのだそう。そこにフランス人の食へのこだわりや健康への関心の高さも相まって個性豊かなラインナップが展開されているのです。

    今回は、日本でも手に入れやすい3大フランスウォーターである「ヴィッテル」、「コントレックス」、「ペリエ」について、おすすめのシーンと共にご紹介いたします。

     

    スポーツや日常使いにぴったりな「ヴィッテル」

    ヴィッテル

    お水では珍しい赤いパッケージが目印の「Vittel(ヴィッテル)」は、フランス北東部のドイツとの国境に近いヴォージュ山脈麓にある水の町ヴィッテルが産地のお水。日本の軟水に比べてクセがあるとされている硬水ですが、「ヴィッテル」は際立ったクセがなく飲みやすいのが特徴です。それでいてカルシウムやマグネシウムなどのミネラルもバランスよく含まれているのもうれしいポイントです。

    どんなシーンでも飲みやすい「ヴィッテル」ですので、日常使いにおすすめ。またミネラルが含まれているので、暑い夏のおでかけやスポーツなどの水分補給時にも◎(フランスを代表するスポーツイベント「ツール・ド・フランス」のオフィシャルドリンクにもなっています)。ジョグやサイクリング、フェスのお供にぴったりです。

     

    料理と合わせて飲みたい「ペリエ」

    ペリエ

     フランスのレストランやカフェの定番と言えば、緑のボトルがトレードマークの「Perrier(ペリエ)」。パチパチと弾ける強めの発泡が刺激的なミネラルウォーターです。この炭酸は天然ガスによるもの。ピレネー山脈付近の地層深くで、ミネラルウォーターと天然ガスが偶然融合して生まれたものなのだそう。

    数ある炭酸水の中でも「ペリエ」は炭酸が強いのが特徴とされています。

    炭酸が心地良い「ペリエ」は、ヨーロッパでは食前や食事中のテーブルウォーターとして欠かせない存在です。食事の味を邪魔せずに、楽しい時間を演出してくれます。また、お酒やジュースで割ってアレンジを楽しむのも◎。

    ちなみに「ペリエ」の理想的な温度は12℃。そのまま飲むときは、12℃に冷やし、レモンスライス&氷なしできれいなグラスに注いで飲むのがおすすめの飲み方。レモンの爽やかさが、「ペリエ」のパチパチ感を引き立て、暑い夏にぴったりな爽快なドリンクになります。

     

    健康維持や美容に関心があるなら!「コントレックス」

    コントレックス

     健康維持や美への感度が高い方に人気の「Contrex(コントレックス)」。その歴史は古く、なんと約250年前にナチュラルミネラルウォーターとして認定されたお水なのです。

    「ヴィッテル」の硬度(※)が315であるのに対し、「コントレックス」は1468とかなり高硬度の硬水のため、慣れないうちはクセを感じる方も多いのではないでしょうか。

    しかし、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルがたっぷり。健康や美にとても大切でありながら、つい不足しがちなミネラルを効率よく摂取することができます。カルシウムを補ってくれるので、オフィスのお供としてもいいですね。

    気になる個性的な味ですが、キンキンに冷やしたり、スムージーやフレーバーウォーターにアレンジすると飲みやすくなりますよ。ミントやグレープフルーツを加えた「ミント・グレープフルーツエード」やりんごとりんご酢にはちみつを加えてビタミンもプラスできる「りんごのさっぱりハニードリンク」など、ドリンクのアレンジも楽しみながら、夜の自分磨きタイムなんていかがですか?

    まだまだ暑い日は続きます。シーンに合わせたお水選びで、楽しく水分補給しながら夏を乗り切りましょう。

     

    • ※硬度とは、水の中にカルシウムやマグネシウムなどの成分が溶け込んでいる割合を数字で表したもので、ミネラルウォーターの特性を見極める大切な基準になります。
    • 一般に、硬度100以下は「軟水」、100-300は「中硬水」、300以上は「硬水」と分類されています。(Vittel ホームページより)

     

     

    ■一緒に読みたい記事

    リサとガスパールワインと一緒に、初夏の楽しみアペロピクニックへ

    食事前のたのしい時間「アペリティフ」:【とのまりこのパリライフ!】

    いつでもどこでもひんやりを携帯!マイボトルライフのススメ

    PARIS mag OFFICIAL Instagram
    キャラWalker