シンプルなのに素敵、飾らないのにおしゃれ。そんな日常を切り取ったInstagramの投稿が人気のインフルエンサーのMOEさん。
MOEさんは日々、どのように暮らしているのでしょうか?そこで、MOEさんの生活を、レシピを交えて日記風にちょっぴりご紹介!
年末のMOEさんは、抹茶で“ととのう”を体験したり、ゲストのためにとっておきのポタージュを作ったり。
今月も、シンプルでおいしいレシピを教えてもらいました!
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12月1日(金)抹茶で“ととのう”体験!?
サウナーである友人の「茶を点(た)てて飲む時も、サウナと同じようなととのう感覚がある」という言葉で茶道具を揃えた。
ととのう感覚はイマイチまだ分からないけど、上手にふわっと点てられたときは純粋にうれしい!
頂き物のどら焼きと一緒に朝の幸せなひととき。
■使用した器
奥の白皿:郡司製陶所『うつわ祥見』@鎌倉
手前:日高伸治さんの作品 @国立新美術館
12月4日(月)「パルミジャーノ・レッジャーノ」は常温で!
目黒区駒場にあるイタリア食材店『PIATTI』の岡田さんから、パルミジャーノの本場の食べ方を教わった。
大切なのは「温度と大きさ」らしい。
まず温度は、室温に戻しておくこと。
大きさは1口で食べられない大きさに割ること。
もちろん『PIATTI』で買ったパルミジャーノの質の高さもあるけど、削ってパスタにかけたり、スライスしてそのまま食べたりしていたものとは別次元のおいしさだった。
旨味が強いチーズ、生ハム、オリーブを盛り合わせたので、箸休めに生のカブを添えて。
生のカブは、そのままでも、粗塩をつけても、生ハムやバターと一緒に食べても◎。
■使用した器
カッティングボード:パリのマルシェで購入
パルミジャーノナイフ:『PIATTI』@駒場
プレート:イギリス海軍の放出品『nonsense』@下北沢
テーブルナイフ:『E.DEHILLERIN』@パリ
フォーク:アンティーククリストフル『dialogue』@京都
12月17日(日)困ったときのレシピは「野菜のオイル蒸し」
キャベツでもピーマンでも青菜でも、調理法に困ったらオイル蒸しにする。
水で洗った野菜の水分をきらずに密閉性の高い鍋に入れ、塩少々とたっぷりのオリーブオイル。
お好みでにんにくや鷹の爪を入れても良いし、入れないシンプルさも良い。
■野菜のオイル蒸しの作り方
<材料>1人分
・キャベツ:4〜5枚
・にんにく:1片
・粗塩:ひとつまみ
・オリーブオイル:適量
<作り方>
1.水で洗ったキャベツの芯を削ぎ、4~5枚重ねて鍋に入れる。にんにくは皮を剥き、包丁の腹でつぶしてキャベツの上にのせる。
2.粗塩ひとつまみを全体に振り、オリーブオイルをひとまわししたら、火にかける。
3.中火で熱し、鍋から湯気がジュージューと音がしてきたら弱火にし、キャベツに火が通ったら完成。
<POINT>
お好みで鷹の爪を加えると、ペペロンチーノ風に。
さらにからすみをかけるとごちそう感がアップ!
■使用した器
プレート:フランスの古い皿『Harmonia Sajilo』@吉祥寺
ナイフ:Jean Dubost Laguiole(ジャン・デュボ ライヨール)
ブレッドボード:『antique shop menu』@平塚
12月24日(日)菊芋のポタージュ
来客があったので久しぶりにメニューを書き出して料理をした。
前菜の1皿目は菊芋のポタージュ。
菊芋は何年か前にその存在を知り、すぐさまその味のとりこになった。
スライスした菊芋と玉ねぎを炒めから柔らかく煮て、ハンドブレンダーなどで攪拌(かくはん)したら牛乳でのばして塩こしょうを少々。
たったこれだけなのになんともいえない豊かな味わいで、これから始まる食事の期待感を高めてくれる。
写真はトッピングにひとさじの牛乳と刻んだカカオニブ。
■使用した器
スープ皿:『antiques tamiser』@黒磯
仕切り皿:『antique shop menu』@平塚
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今回紹介してもらった「野菜のオイル蒸し」と「菊芋のポタージュ」味付けはほぼ塩とこしょうのみ!
まさに「素材を味わう」レシピで、作り方も驚くほどシンプル。
寒くて外に出たくない日は、おうちでゆっくり料理を楽しんで♪