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    フランスマダムにも人気の刺繍!簡単キットでかわいい&本格刺繍に挑戦

    フランスマダムに人気の趣味、手芸。手芸と言ってもいろいろありますが、今注目なのはなんといっても刺繍。道具をたくさん揃える必要もなく、基本を押さえればいろいろなものにお気に入りの刺繍をほどこすことができます。チクチクとひと針ひと針刺す時間はなかなか楽しいもの。今回はさまざまな手芸キットを手がけているお店「gris」さんにアドバイスを伺いながら、刺繍の楽しみ方について紹介したいと思います。

     

    刺繍は日常からアートまで

    布に糸で模様を描く技法のひとつである刺繍。布の強化から、王侯貴族の豪華絢爛な衣装まで、地域や文化に根ざしたさまざまな材料、技法があります。フランスでも古くから

    刺繍は盛んに行われており、日常的なものからアート作品に至るまでいろいろなシーンに刺繍は使われています。

     

    気軽にはじめられるのが刺繍のいいところ

    刺繍は手芸の中でも特に必要な材料や道具が少なのも人気の理由。でもいざはじめるとなると、道具は何を揃えたらいいのか?と疑問が湧いてきます。布や針、糸など手芸屋さんにいくと無限に種類があってどれを選べばいいの…と戸惑うはず。

    そんな方はまず必要なものが一式入ったキットからはじめてみるのがおすすめ。作りやすく、そして完成度が高くなりやすいように工夫された布や糸がセットになっているので安心です。一度刺してみることで、自分の好みや作ってみたいものもわかってくるので、次に作るとき手芸屋さんで選びやすくなるかもしれませんよ。

    刺繍枠は用意しておくとよいでしょう。スタンダードなのは木製の他、プラスチック製のもありますが、好みで選んでOKです。小さな図案の場合は、10cmのものだと手が疲れなくておすすめ。大きな布一面に刺繍を施す場合は、15cmくらいのものだと、枠をずらす手間を省くことができます。

     

    初心者さんにおすすめのキット

    【刺繍の楽しさを堪能!「ステッチ ハンカチ キット」】

    gris/ステッチ ハンカチ キット(picnic

    こちらは独特の世界観をもったスカーフや日傘で人気の『Coci la elle(コシラエル)』がデザインしたハンカチに自由に刺繍をするキットです。

    gris/ステッチ ハンカチ キット(picnic

    キットの中に入っているのは、オリジナルハンカチ、刺繍糸3色、刺繍針1本、説明書。基本のステッチの刺し方と、刺し方例も入っています。

    「刺繍は、もっと自由なのでは」というコンセプトを元に生まれたこのキット。ハンカチに描かれている模様をなぞったり、オリジナルでモチーフを追加していったり、フレンチノットステッチ(玉留めみたいな結び目の刺繍)で立体感をプラスしたり。自由に刺していいので、刺繍が初めての方でもお楽しみいただけます。

    gris/ステッチ ハンカチ キット(左から、picnicsleepemotion

    バリエーションは3種類。糸の色もそれぞれ『コシラエル』がセレクトしたものなのだそう。刺繍の楽しさを知ることのできる初心者さんにぴったりのキットです。

    【いろいろな図柄とステッチに挑戦!「EMBROIDERY KIT」】

    grisEMBROIDERY KIT(antique rose)

    こちらは人気刺繍作家、樋口愉美子さんデザインのキット。上質なリネンを使用した50cm角の大判クロスに、1色の刺繍糸でたっぷりと刺繍を施していくことができます。

    ステッチの仕方が丁寧に図解しているのでとってもわかりやすい!

    素敵な図柄がチャコインク(濡らすと消える)で一面に印刷がされているので、すぐに刺し始められます。

    grisEMBROIDERY KIT(左から、antique rose、denim blue)

    時間をかけてじっくり刺していくと、きっととっておきの1枚になるはず。現在はdenim blueが完売しantique roseのみですが、近日新色を発表予定とのことです。

     

    ちょっと慣れてきたらオートクチュール刺繍に挑戦!

    刺繍に慣れてきたら挑戦してみたいのが、パリコレなどのコレクションドレスに代表されるようなスパンコールやその他の材料を贅沢に刺繍する「オートクチュール刺繍」。糸だけでなくビーズなどを使用することで、ナチュラルすぎない、アクセサリーらしい輝きが生まれます。立体感や素材の幅広さが特徴で、布小物以外にもアクセサリーに仕立てることも多く、注目を集めている手芸のひとつ。

    grisネコキット

    こんなキュートなブローチを作れるキットは、オートクチュール刺繍作家Cotohaさんデザイン、刺繍枠メーカーApollonさん製作によるもの。

    grisネコキット(トラネコ 茶色)

    小さなブローチですが5番糸、金糸、スリーカットビーズ、丸小ビーズ、パールなどさまざまな素材をちょっとずつ試すことができ、いろいろな技法が詰め込まれています。

    カラーバリエーションは、シロネコ、シロクロネコ、トラネコ(茶色)の3種類。自分だけのネコブローチを作ってみて。

     

    クロスステッチで作るリサとガスパール

    ルシアン/左からリサとガスパール ドアプレート,ポケットティッシュケース

    フランス刺繍の代表的な技法のひとつ、クロスステッチで作る、リサとガスパールのキットもありました。ティッシュケースや壁飾り、コースターなどがラインナップされています。

    クロスステッチは糸で「×」を作り、色の違いで図柄を作っていくシンプルな技法なので、初心者でも簡単ですよ。自分で刺した刺繍アイテムはグッと愛着が湧きますね。

     

    のんびりチクチク刺していくと、少しずつ図柄が現れていく楽しさにすっかり夢中になり、つい時間を忘れてしまうことも。でも、なんだかリフレッシュした気分になるのは気のせいでしょうか?

    まずはキットでいろいろな刺繍技法に触れ、慣れてきたら図柄やどこにどんな糸で刺繍するかを考えるのも楽しいですよ。ぜひ、刺繍の楽しさを味わってみて下さい。

     

    ■商品情報

     

     
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