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    パン好き2人が語る“小さなしあわせ”。『PARISmag FES. 2021』レポート

    素敵なゲストとともに、毎日が愛おしくなる「小さなしあわせ」のヒントをお届けする『PARISmag FESTIVAL 2021』を2021年11月21日に開催しました。

    『PARIS mag』ではすっかりお馴染み、モデルのパン野ゆりさん(以下:パン野)に、「ゲストを招いてパンへの愛を語ってください!」とお願いしたところ、頭に浮かんだのがミラクルひかるさん(以下:ミラクル)だったそう!普段はモノマネ芸人として大活躍のミラクルさん。実はご⾃宅でパンを作るほどのパン好きなんです。異色のおふたりが、「私たち、パンが好きなもので、好きなもので!」と語った、明るく香ばしいトークをレポートします!

     

    「昔から憧れだったんですよね。朝、パンを焼けるひと」

    パン野:もともと私、ミラクルさんの大ファンなんですよ。Instagramを拝見したときに、ちょうど「自宅でパンを焼きました」という1枚をアップされていて。

    ミラクル:本当にお恥ずかしいんですけれども、昔から憧れだったんですよね。朝、パンを焼けるひとっていうのが。といっても、ボタンを押すだけで簡単にできたんですけど(笑)。

    パン野:おうちでも作れるんですよね。

    ミラクル:自分で、オリジナルの健康なパンを作りたいなと思って、それでオーガニックの米粉を使いました。自分で米粉を作っちゃったんだ、ミキサーで。思いのほか、おいしいパンができましたね!

    モノマネをたくさん披露していただき、トークは序盤から笑いの渦

    「パリ」と「パン」に魅せられて

    ミラクル:1980年頃に生まれた方は、フランスへの憧れがあるんじゃないでしょうか?

    パン野:わかります、わかります!

    ミラクル:エッフェル塔の模様のメモ帳とか、トリコロールカラーのシールや傘を買ったりだとか、憧れがすごい!

    パン野:恋焦がれているところはありますよね。ミラクルさんも?

    ミラクル:実はですね、私は2年…ではなくて、2日くらい行ったことが。

    パン野:(笑)。でも、2日間でもパリにいたら、パンを必ず食べるじゃないですか。

    ミラクル:クロワッサンを食べましたね。当時、私はパリがパンの街だっていうイメージがなかったんです。だから最初に出されたときも、“ウェルカムパン”のテンションかと思ったら、朝昼クロワッサン、クロワッサン、チーズで(笑)。今思えば、これが特別な現地の味だったんですよね〜。ちゃんと覚えていたかったなあ。

    パン野:同じクロワッサンを日本で作っても、パリとは湿度やお水が違うんですよね。同じ製法でも違うので、現地で食べると、また一味違うんです!

    途中で懐かしのパンをパクリ

     

    パン野さんの特技、「利きクロワッサン」にトライ!

    ここで、目隠しをしたまま4つのお店のクロワッサンを実食し、どこのものかを当てる「利きクロワッサン」にチャレンジ!実はこちら、100店舗以上のお店でクロワッサンを食べてきたパン野さんの特技なんだとか。

    美しいクロワッサンが並びます!

    いざ実食してみると、「思ってたより難しい!」とパン野さん。

    急遽ミラクルさんも参加することになり、マスクで目隠しをして挑戦です(笑)。

    今回ご協力いただいたのは、『メゾン・ランドゥメンヌ』、『ゴントランシェリエ』、『ル・グルニエ・ア・パン』、『リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー』の4店舗。

    どちらも、パリに本店を構えるお店です。

    「正直、全部おいしくてわからない!」

    「でも、個性が光ってる!」

    などの声が上がる難しい挑戦でしたが…さすがパン野さん、全問正解!

    ミラクルさんもモノマネを挟み、迷いながらもなんと全問正解です!

    食感やバターの風味など、五感を研ぎ澄ませながら味わう機会となりました。

     

    2人にとっての“小さなしあわせ”とは

    最後に、今回の『PARISmag FESTIVAL 2021』でお届けしてきた「小さなしあわせ」について、お2人にも聞いてみました。

    ミラクル:私、朝の時間ですね。忙しくて髪の毛を洗うのをサボっちゃう日もあるんですけど、その時間をコーヒーを淹れるひとときに充てたり。全部完璧って難しいから、どこかで手を抜いて、どこかでしあわせな時間を確保できればと思うんですよ

    パン野:それは、素敵な考えですね。私は、小さなしあわせというか、大きなしあわせでもあるんですが、やっぱりパン。食べているときが本当にしあわせなんです。食事って、日常の中で必ず訪れるじゃないですか。その時間を、いかに自分の好みのパンに出会うか…って。

    ミラクル:食は完璧なエンターテインメントですよね。

    パン野:そうそう!流れていく時間のなかで、自分のために、おいしいパンやお気に入りのパン屋さんに行くんです。自分のためだけって、すごくしあわせ。

    ミラクル:それは豊かな生活ですね。たとえばそのときに、いろいろ空想しながら、日本にいても憧れのパリを想像しながら食べられますし。

    パン野:そうそう、ベレー帽をかぶって、トレンチコートを着て、クロワッサンをかじるのも素敵。楽しみ方はそれぞれだから、皆さんもパンを通して小さな大きなしあわせを見つけてみてください!

    それぞれのパン愛が溢れたトーク、いかがでしたでしょうか。知られざるミラクルさんの私生活やパン野さんの特技披露など、終始笑顔が絶えないイベントとなりました。皆さんも、何気ない日常の中で小さなしあわせを見つけてみてくださいね。

     

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