装いがグッと軽やかになる初夏。身につけるアイテムも軽やかなものにチェンジしたくなる季節です。今回はパリでよく見かけるバッグを紹介したいと思います。
バッグと言っても高級感溢れる革のバッグでも、機能性抜群のバックパックでもありません。雑貨屋さんや本屋さんに売っているような、生成りのくたっとした素材のトートバッグです。
パリの街を歩いていると、こういったトートバッグを持っているパリジェンヌがたくさん!トートバッグにお財布など必要なものだけを入れている人、サブバッグとして持っている人、買った食材を入れるエコバッグとして使っている人などさまざまです。
また、パリの本屋さんや雑貨屋さんなどには、それぞれのお店でオリジナルエコバッグを売っていることも多いので、お気に入りを探す楽しみもあるよう。みんなそれぞれお気に入りのデザインのものを、クタクタになるまで使い込んでいるようでした。そのクタクタな感じもパリジェンヌらしい!
そこで、今回は、パリで見つけたかわいいエコバッグを紹介します。
大人気ライフスタイルショップ『MERCI』
パリに行ったら必ず訪れたいライフスタイルショップ『merci』。洋服、靴、食器、インテリア雑貨、ファブリックアイテムなど、さまざまなアイテムが揃う『merci』で、おみやげとして人気なのがトートバッグ。
絶妙なカラーリングのロゴと生地の組み合わせが、さすが『merci』といったセンス。今回はパリらしいホワイト×レッドのトートバッグをチョイスしました。カラー展開が豊富なので、毎回おみやげとして買い足していく人も多いのだとか。
マチがあり、生地もしっかり肉厚な素材なので、『merci』で雑貨などをたくさん買い込んだときのショッピングバッグとしてもおすすめです。
かわいいトートバッグは本屋さんにある?
パリで素敵なトートバッグを見つけたいのであれば、本屋さんに行くとよいでしょう。パリの本屋さんではいろいろなところで、レジ前にオリジナルトートバッグを販売しているのを見かけます。
パリの本屋さんで一番有名な『シェイクスピアカンパニー書店』にもトートバッグが販売されていました(併設するカフェで購入可能)。著名な作家が通っていたことで有名な『シェイクスピアカンパニー書店』。店内の本棚には、写真集やガイドブック、デザインの美しい書籍がぎっしり!
お店の外観と店名がネイビーで描かれて、少しレトロな印象も◎。『シェイクスピアカンパニー書店』で買った本を忍ばせて、セーヌ川で読書なんていうのもいいですね。
お店のトートバッグには店名や住所が書いてあることが多いので、「どこで買ったもの」と思い出すきっかけにもなりますね。
パリ4区のマレ地区にある『La Mouette rieuse』は、本だけでなく、雑貨やアート作品も販売しているセレクトショップのようなお店。ギャラリーやカフェも併設しています。そこで見つけたトートバッグは、ひよこのようなロゴとシンプルなタイポグラフィがクールなデザイン。少しかすれたプリントの風合いもおしゃれ!布製のトートバッグが使い込んでいくうちに味が出てくるので、その変化も楽しみたいもの。
北マレにあるパリで一番古い屋内マルシェのひとつ『Marché des Enfants Rouges(マルシェ・デ・ザンファン・ルージュ)』の近くの本屋さんで見つけたトートバッグは、本のイラストに、“comme un roman(小説のように)”という言葉が綴られた、なんとも本屋さんらしいデザイン。
お気に入りのトートバッグを見つけて、使い込んで
冷凍食品スーパー『Picard』で買ったトートバッグは大容量でピクニックや小旅行にもちょいどいいサイズ
その他にもスーパーマーケットやミュージアムショップ、洋服屋さんなどでもトートバッグを見かけました。かさばらず、使いやすいだけでなく、そこでしか買えないものが多いので、おみやげにもおすすめです。お値段も安いものだと5€くらいからあるので、リーズナブルで◎。
お気に入りのデザインのものを探すのも楽しいトートバッグ。パリジェンヌたちのように、とっておきのトートバッグを見つけてみてください。
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