フランス料理に欠かせないフォークやスプーンなどのカトラリー。お気に入りのカトラリーを使うと食事も楽しくなります。いろいろなカトラリーがありますが、やっぱりフランスのカトラリーといえば、「Laguiole(ライヨール)」!今回は、毎日の食事に使いたいライヨールの魅力を紹介したいと思います。
フランスを代表するナイフ、ライヨールって?
1920年に小さな工房からスタートしたジャン・デュボ社のライヨール(ラギオールと呼ばれることもあります)のナイフ。
ライヨールのナイフはフランス中部のティエールという街で作られています。この街を代表する製品のため、柄の部分にあしらわれている蜂のマークはこの地域の象徴ともなっているのだとか。
20世紀後半に折りたたみのポケットナイフが人気となって以降、ソムリエナイフやブレッドナイフ、テーブルカトラリーなどさまざまなタイプのアイテムが世界中で親しまれています。日本でもソムリエが使っていたり、レストランでよく使われているので、見たことのある方も多いかもしれませんね。
クラシックなデザインと豊富なカラーリング、抜群の使いやすさで、シーンを選ばずカジュアルに食事をコーディネートすることができますよ。
まず揃えたいのがこちら。左から、テーブルフォーク、テーブルスプーン、イングリッシュナイフです。
テーブルフォークは、持ちやすさと口に運びやすいサイズがうれしいアイテム。手にフィットする流線型のハンドルが特徴のイングリッシュナイフは、ステーキはもちろん、バケットなどのパンにも適した卓上ナイフです。スプーンはやや大振りサイズ。スープやカレーなどのソースや汁物をたっぷりすくうことができます。
その他にも、デザートフォーク、ティースプーン、カクテルフォーク、ブレッドナイフなどさまざまなかたちのカトラリーがラインナップされており、さまざまな食事シーンを彩ってくれますよ。
豊富なカラーバリエーションがうれしい
トリコロールカラーで並べてみました。カトラリーというと、ついシンプルなカラーのものを選びがちですが、色ものでも落ち着いたカラーとクラシックなデザインのライヨールなら、どんなシーンにもマッチします。
どのモデルもカラー展開が豊富なのもうれしいポイント。異なるカラーを組み合わせたり、同じ色で一式そろえたり、同系色でまとめたり。食事シーンをおしゃれに彩ってくれること間違いなしです。
カラーで楽しむカトラリーコーディネート
こんなシーンで使ってみたい!というライヨールと楽しむシーンを紹介します。
ちょっと眠い朝は、明るいカラーリングのライヨールを組み合わせて元気をチャージ。マンダリン、カフェオレ、ピスタチオという色のネーミングもかわいい&おいしそうですね。
コーヒーやグラノーラの朝食のときには、デザートスプーンやティースプーンがちょうどいいサイズ。お子様にもぴったりな大きさです。
朝ごはんに欠かせないパンは、ブレッドナイフでカット。ジャムスプーン(左)、ブレッドナイフ(中)、バターナイフ(右)がセットになったモーニングセットもあります。トリコロールカラーがおしゃれで、毎日の朝食が楽しみになること間違いなしです。木のボックスに入っているので、ギフトにもおすすめ。
同系色で揃えればシックなテーブルに
カラーもいいけど、ちょっとシックにまとめたいという方は同系色で揃えてみては?
カフェオレ、オリーブ、キャビア、チョコレートなどニュアンスのあるカラーが揃うのもライヨールならでは。
グッとシックな印象になりますね。みんなで楽しむブランチやランチのシーンでは、グラスにカトラリーをラフにインしてセルフでカフェスタイルに。同系色で色違いを組み合わせれば、シックだけど肩ひじ張らない気軽さも演出してくれます。
きちんとディナーのときは、カラーを揃えてレストラン風に。切れ味のよいナイフなので、お肉料理でもばっちりです。
ディナー後のお楽しみチーズタイムにぴったりのチーズボードセットも。チーズのようなかたちのカッティングボードが遊び心満載!
ボードにセットできるさりげない仕掛けもGOOD。こういったセットもいくつか用意されています。ギフトに贈れば、きっと喜ばれるはず。
フランスで長年愛されているだけあって、食事を楽しむ相棒としての機能とおしゃれさとバリエーションを備えているライヨール。お気に入りのライヨールと一緒においしく楽しい食事のひとときをお過ごしください。
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