食事の名脇役である“soupe（スープ）”。
フランス語で「ブイヨンに浸して食べるパン切れ」という意味もあり、ヨーロッパでは普遍的な食事の楽しみ方です。
2月29日（木）、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーにグランドオープンした『RITUEL（リチュエル） 虎ノ門』は、まさにそのスープを存分に楽しめるお店。
メニューや、RITUELならではの楽しみ方をご紹介します。
こだわりぬいたパンが食べられるブランド最大規模の旗艦店『RITUEL 虎ノ門』
『RITUEL』はフランス語で「習慣・儀式」という意味。
厳選された小麦や、四季が織りなす旬の果物など、こだわりの素材を使ったパンを日常的に楽しめるようなブーランジェリーです。
等々力、新宿に3店舗を構えていますが、今回オープンした『RITUEL 虎ノ門』は最大規模の旗艦店となります。
店舗で作られるパンは、フランスの古き良き伝統的な製パン技術のもとに生地の温度、水分量、弾力など細やかに調整をしながら、生地を捏ねる以外の工程をすべて手作業。
そのこだわり抜いたパンを引き立ててくれるのが、“スープ”なのです。
シグネチャーは濃厚な「オニオングラタンスープ」
なかでも「オニオングラタンスープ」（上の写真）は、この店のシグネチャー。
料理を監修した、MAISONCIQUANTECINQ等の代表であるフレンチシェフ丸山智博氏が「シグネチャーになるものを」と、1番初めに決定したメニューなんだそう。
たっぷりの玉ねぎを丁寧に炒めたオニオンスープは、とても濃厚で深い味わい。
甘味と香ばしさが渾然一体となっています。
スープに浸っていながらも、カリッとしたクリスピーな食感が楽しいバゲットの上にのっているチーズは、ほかのオニオングラタンスープと比べるとやや控えめ。
だからこそ玉ねぎの濃厚な甘味をダイレクトに感じることができます。
RITUELは朝・昼・晩、そしてティータイムまで1日を通してスープが楽しめるユニークなコンセプト。
朝は8時オープン。
ベーカリーを主役に、スープとドリンクのモーニングセットをご用意。
フレンチスタイルがお好み方は、おいしいコーヒーとクロワッサンで軽めにするのもいいですね。
ランチタイムは、食べるスープをメインとしたランチセットが◎。お好きなベーカリーとデザート、ドリンクをセレクトできます。
ディナータイムは伝統的なフランス料理をワインと共にテーブルを囲んでカジュアルに楽しめるメニューをラインナップ。
鴨のコンフィ、マカロニスープなどの大皿料理を中心に、ベーカリーと共に食事を楽しめるような構成になっています。
“甘いスープ”も見逃せない！アフタヌーンティーも登場
『RITUEL 虎ノ門』で話題なのが、アフタヌーンティー（上の写真）です。
フィナンシェ、スコーン、カヌレやフルーツタルトなどの焼き菓子を主役に、鴨肉のミニバーガー、マカロンやクリームブリュレなどのプティガトーの6種盛りの1皿がセットになっています。
ここでもスープが登場。この季節は「いちごのグラススープ」が提供されています。季節のフルーツで作られるので、この先もどんなスープが登場するか楽しみですね。
そして、目の前で焼いてくれるクレープ（上の写真）は『RITUEL 虎ノ門』限定。
バターと砂糖と、シンプルなフレンチスタイルのクレープを熱々でいただくことができます。
そのほかにも、タルトやガレット（上の写真）、フィナンシェといった焼き菓子が豊富に揃っていて、手土産にも重宝しそう。
1日を通してパンとスープを楽しめる『RITUEL 虎ノ門』、ぜひ次のお出かけスポットの候補に入れてみては？
- ■店舗情報
- RITUEL 虎ノ門
- 住所：東京都港区虎ノ門二丁目6番3号虎ノ門ヒルズ ステーションタワー2F
- 営業時間：カフェエリア 平日・土／8:00～21:00（L.O.20:30)
- 日・祝／8:00～20:00（L.O.19:30)
- ブラッスリーエリア 平日・土：8:00～23:00（L.O.22:00）
- 日・祝／8:00～2:00（L.O.21:00)
- HP：https://www.rituel-flavorworks.com/toranomon
- Instagram：https://www.instagram.com/rituel_toranomon/
- 予約サイト:https://www.tablecheck.com/ja/rituel-toranomon/reserve
