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    上島珈琲店ではじめる朝読書。冬の朝は喫茶店でちょっと特別なひとときを

    最近、朝の時間を大切にする人が増えています。いつもより30分早く起きて朝ごはんを作ったり、体を動かしたり、1日のスケジュールを立てたり。でも、そろそろ寒い季節、お布団から出づらくなっているのも事実。そこでおすすめしたいのが、喫茶店で過ごす朝の読書時間。お出かけ前、珈琲の香りが漂う喫茶店で、焼き立てのトーストをほおばりながら、ゆっくり読書を楽しんでみませんか。本を1冊持って喫茶店でちょっとのんびり過ごすだけで、すごくリフレッシュできるんです。

     

    大人のための喫茶店・上島珈琲店で朝食を

    せっかく朝から喫茶店に行くのなら、場所もこだわりたいですよね。落ち着いていて、おいしいモーニングメニューを食べられて…となると、大人のための喫茶店・上島珈琲店がおすすめです。じっくり抽出されるコーヒー、ひとつひとつに物語があるフードメニュー、ジャズが流れる落ち着いた店内は、朝のひとときを楽しむのに申し分なし。きっと、お店を出る頃には目も覚めて、お腹もいっぱいで、いい気持ちで1日のスタートを切れるはずです。

    今回は、朝におすすめの4冊と、とびっきりのモーニングメニューをご紹介いたします。

     

    元気をチャージしたい朝

    最近、少し疲れぎみ。仕事が忙しかったり、大切な人とけんかしたり、何をしてもうまくいかない。そんな朝はじんわり心あたたまる物語を読んで、元気をチャージしましょう。

    柴田よしき『風のベーコンサンド』

    女性誌の副編集長として働いていた一人の女性が、とあるきっかけで仕事を辞め、東京を捨て、高原で一からカフェをはじめる物語。村に少しずつとけこみ、村の人に認められ、悩みながらも着実に歩みを進めていく姿にとても共感できます。そら豆のクリームスープ、大根のステーキ、そしてさくさくベーコンサンド…おいしそうなごはんがたくさん出てくるのも魅力的です。

    本のタイトルにちなんで「ベーコンエッグ&厚切りバタートースト」はいかがでしょう。普通のトーストの2倍はあるかという厚さのトーストですが、小ぶりサイズでパクパク食べられ、サラダも付くので栄養バランスも安心。上島珈琲店で人気ナンバー1のモーニングメニューです。ドリンクは「黒糖ミルク珈琲」をチョイス。口の中でほどける甘さが、ねぼけまなこな私に優しい。ココロもおなかも満腹にして、さ、出かけましょう。

    • ■ 書籍情報
    • 書籍名:風のベーコンサンド 高原カフェ日誌
    • 著者: 柴田よしき
    • 出版社:文藝春秋

     

    新しい世界を見てみたい朝

    仕事も趣味も充実しているけれど、何かが足りない。もうすぐ新しい年が始まるし、新しいことをはじめたい!新しい世界を見てみたい!と前向きな朝は、自分の視野をぐぐーっと広げてくれる旅雑誌を読んでみませんか。

    BIRD

    旅雑誌・TRANSITの姉妹誌、BIRD。「Life’s a Journey」をテーマに、朝ごはん、音楽、スイーツ、シネマなど、海外のさまざまな表情を切り取るライフスタイルマガジン。1ページ1ページ新たな発見とワクワクが詰まっていて、気付いたらドッグイヤーだらけ。「次の休みはここへ行ってみよう!」と、思いを巡らせるのも楽しいものです。

    そんな朝のお供は「アーモンドとバターのザントクーヘン」はいかがでしょう。聞き慣れない名前ですが、ザントクーヘンはドイツの伝統的なお菓子。しっとりとしたケーキ生地にバタークリームがサンドされていて、可憐な見た目とはうらはらに本格派の味わい。甘いものには「ネルドリップブレンドコーヒー」で決まり。ほろ苦さとなめらかさがマッチしたこの味わいは、コーヒーが苦手な方にだっておすすめ。

    • ■ 書籍情報
    • 書籍名:BIRD
    • 編集:ユーフォリアファクトリー
    • 出版社:講談社
    • ※現在、休刊中

     

    パリジェンヌのような女らしさを大切にしたい朝

    初めてパリへ発った日。マダムが背筋を伸ばしてさっそうと歩く姿に、目を惹きつけられました。「年を重ねても女性らしく生きる」マダムの姿は20代半ばの私を強く勇気づけたことを、今でも覚えています。

    野宮 真貴『赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック』

    ピチカート・ファイヴの3代目ヴォーカリストとして一世を風靡した野宮真貴さんの著書。「歳をとると、人生がもっと愛おしくなる」という信念と、年齢を重ねるにつれて見えてくる現実(つまり老い)をどう楽しんで攻略するかが具体的に指南されています。年を重ねるって悪くない、そうシンプルに思える1冊です。

    上島珈琲店の「十勝あずきのミルク珈琲あんぱん」はご存じですか。ネルドリップコーヒーで炊き上げたあんと、たっぷりの生クリームが詰められた隠れた逸品です。小ぶりサイズで忙しい朝にぴったりなんですよ。

    ドリンクは「カフェインレスの無糖ミルク珈琲」をどうぞ。珈琲の味わいと香り高さはそのままで、妊娠中の方やカフェインが気になる方も満足できると好評です。上島珈琲店おなじみの銅マグでどうぞ。

    • ■ 書籍情報
    • 書籍名:赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック
    • 著者:野宮真貴
    • 出版社:幻冬舎

     

    大好きな人と待ち合わせする朝

    大人になっても、大切な人と会う日のワクワクは大切にしたい。身支度をして家を出たら、待ち合わせ前に喫茶店に寄って一息つきましょう。

    村山由佳『おいしいコーヒーのいれ方1 キスまでの距離』

    主人公は高校3年生の勝利(かつとし)。あることを機にいとこ姉弟と同居したことで、5歳年上のいとこ・かれんに少しずつ惹かれていきます。2人の関係が少しずつ近づいていく様子に、胸がときめいたり、ハラハラしたり、涙したり。ただひたすら2人の幸せを祈りたくなって、読み終えた後、誰かを大切にしたくなるやさしい小説。

    人を想う気持ちを思い出せたら、今日のデートはうまく行ったも同然。でも、腹ごしらえはしっかり。「おいしくて、ボリュームたっぷり、かつヘルシーに」という乙女のわがままを全部叶えてくれるのが、「フルグラ®ヨーグルト ~マンゴーベリー~」。マンゴー果肉、ベリーソースとのバランスが絶妙なヨーグルトに、カルビーのフルグラをかき混ぜて、召しあがれ。ざくざくとした食感と、果肉の味わいがやみつきになります。「オレンジジュース」を飲んで、元気もチャージ。

    • ■ 書籍情報
    • 書籍名:おいしいコーヒーのいれ方
    • 著者:村山由佳
    • 出版社:集英社

     

    お出かけ前にお気に入りの一冊を持って、近くの喫茶店へ行く。その日の気分に合ったモーニングメニューを注文して、おいしい朝ごはんを堪能する。食べ終わったら、本を読んで、その世界にひたったり、新しい発見を得たり、ドキドキワクワクする。それがたった1時間程度でも、きっと、お店を出る頃には、いつもの朝より少し前向きな私がいるはずです。1日のはじまりを、ちょっと素敵にする簡単なライフスタイル。ぜひ、皆さんもご自身の朝に取り入れてみてくださいね。

     

     

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