
「ディネ・グルマン」は、在日フランス商工会議所のBtoCプロジェクト「ボンジュール・フランス」が、毎年主催しているディナーイベント。
アール・ド・ヴィーヴル(フランス流暮らしの美学)とガストロノミー文化にインスピレーションを受けたメニューを通じて、日本国内の優れたレストランやシェフを紹介するというもので、フランス人シェフをはじめとするさまざまな料理のプロフェッショナルとコラボレーションをして、趣向を凝らしたフレンチのコース料理を楽しめる、またとない機会となっています。
2024年「ロワゾー・ドゥ・フランス」、2025年「ル・プティ・トノー」「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」に続き、今年は7月15日に「シェ オリビエ」にて、さらにグレードアップした「ディネ・グルマン・プレスティージ」が開催されました。
ワインテイスト飲料の日本市場シェアNo.1*ブランド「ピエール・ゼロ」のCEO・マチルダ・ブラシャンさんを特別ゲストに迎え、「シェ オリビエ」がこの日のために考案したスペシャルメニューと「ピエール・ゼロ」シリーズの贅沢なペアリンググディナー!その様子をレポートします。
(*「主要ノンアルコールワイン販売実績」『酒販ニュース』2026年4月21日より)
脱アルコールワインと本格派フレンチの新たなマリアージュ


今回の会場・市ヶ谷の「シェ オリビエ」は、オーナーシェフのオリビエ・オドスさんのこだわりがつまった正統派フレンチレストラン。
全国の信頼のおける生産者から届く旬の野菜、選び抜かれた海と山の幸を使った料理は、素材の旨味を生かしたシンプルで美しい料理と定評があります。“本物の味”を大切にし、バター、パンに至るまですべて自家製というから驚きです。

オリビエ・オドス オーナーシェフ。「今回提供するのは6種類。ミネラル感や甘さ、香りも風味も全部違うので、それぞれの特色を生かしたレシピを考案しました。また、旬の野菜やフルーツ、魚介を使って、夏向きの重すぎない爽やかなメニューに仕上げました」
見た目も美しい一皿一皿に、思わずため息

今回のディネ・グルマンのテーマは、世界的に注目されている脱アルコールワインをビジネスシーンにも取り入れてもらおうというもの。ビジネスランチやディナーでつい飲み過ぎてしまうと商談に影響が出ることや、二日酔いの心配がありますが、かといってソフトドリンクでは味気ない。
高級ワインの味わいと風格そのままの脱アルコールワインなら、ワインの香りや個性をしっかり感じながら、料理との極上のマリアージュを堪能できます。

ディナーが開催されたのは平日の夜。参加者の多くは企業の管理職や起業家のみなさんで、仕事が終わって駆け付けた皆さんを、特別ゲストのマチルダさん自らお出迎え!一人一人と挨拶をし、楽し気に語らうマチルダさんに、参加者の気分も盛り上がります。
ディナータイムは、「ボンジュール・フランス」 ディレクターの半田麻夕さんの司会進行でスタート。在日フランス商工会議所 会員サービス部 マネージング・ディレクターのシャルル・ココリアンさんの歓迎の挨拶に続いて、「シャヴァン」CEOマチルダ・ブラシャンさん、「シェ オリビエ」オーナーシェフ オリビエ・オドスシェフさんからも歓迎の挨拶と、この日のためのスペシャルメニューと「ピエール・ゼロ」の贅沢なペアリングを存分に味わってほしい!と熱いメッセージをいただきました。


「日本で販売を開始してから15年になります。アルコールやワインを飲まない人に是非味わってほしいので、もっともっと多くの人に届けていきたい」と来場者に感謝の気持ちを述べるマチルダさん。
まずは目にも鮮やかなフィンガーフードとアミューズブッシュから!

(左)ポレンタ・ミント・ピスタチオ×パルメザン・茄子・アボカド×ビーツ・タラマ (右)牛コンソメ、ワサビクリーム、さくら酢でマリネした大根、アキテーヌ産キャビア
「この材料は何かしら?」と味や食感を確かめながら、アート作品のようなフィンガーフードを楽しそうに味わう参加者たち。
牛コンソメはワサビ、さくら酢の酸味、キャビアの塩味が絶妙のコンビネーション!ノン・ドザージュ(超辛口)のシャンパーニュを思わせる「ピエール・ゼロ シニャチュール」との相性は完璧。

バニラ風味カンパチ マンゴーと蕪、ワサビオイル、パッションフルーツ
続く前菜は、オリーブオイルとパッションフルーツの爽やかな香りが漂い、花びらのようなビジュアルにも「わぁ!」と声が上がります。
ワサビ菜とオリーブオイルのソースは、ほんのりとした苦みが南国フルーツと見事に調和して、普段食べ慣れているはずのカンパチは全く別物!
「ピエール・ゼロ ブラン・ド・ブラン」の細かな泡が味蕾を心地よく刺激し、さらに口の中にフルーティーで華やかなアロマが広がります。

ヴィンテージ・シャンパンのような色合いの「ピエール・ゼロ ブラン・ド・ブラン」。ワインが苦手な人でも美味しく飲めると評判で、夏はよく冷やしたオレンジジュースで割るミモザのモクテルもおススメ。

金目鯛 ズッキーニ、無花果、ブラータエマルション
3品目は、この時期が旬の高知県産金目鯛。絶妙の火入れ加減の金目鯛、ブラータ(イタリア産チーズ)ソースの塩味は、ほどよい酸味がありつつも、料理を優しく包み込む「ピエール・ゼロ シャルドネ」とベストマッチです。

一品一品、シェフから説明が聴けるのもディネ・グルマンならでは。

ドリンクと料理の素晴らしいペアリングに、参加者たちは舌鼓を打ちながらも話が止まりません。
フランス料理の神髄、ソースの奥深さに感動!

ブルターニュ産ブルーオマール海老 ルバーブ。海老のオレンジと紫蘇オイルのグリーンの美しいコントラストにうっとりしていると、シェフ自らオマールのビスクを注ぎ、鮮やかに色変!
コース中盤に登場したのは、オマール海老。ミキュイの食感が抜群の海老に、旨味凝縮のビスク、爽やかな紫蘇の香りが絡み、絶品!
合わせるのは「ピエール・ゼロ ロゼ・スパークリング」。 デザートやアペリティフではなく、コースの中盤でロゼを合わせるというのが何とも粋!このロゼは、フルーティーで飲みやすい印象ながら、後味はしっかり。旬の野菜や魚介との相性が抜群だそうです。

オリビエさんは度々厨房から出て来て、自らテーブルを回ってソースのサーブもしてくれます。「どのお料理も香りが素晴らしい!」と感嘆する参加者の言葉に「(その秘密は)ソースかな?」と微笑むオリビエさん。
実は「シェ オリビエ」では、フランス料理の要であるソースを、一皿一皿の料理に合わせて都度調理。素材の旨味を引き出し、価値を高めるためにこだわっているのです。
脱アルコールでも“酔える”のはなぜ? 私たちがワインに求めるもの

鳥取県産鹿肉 ビーツ、カシス、ハイビスカス、ペルー産冬トリュフ、ポワヴラードソース カカオニブ
メインの肉料理は、フランス料理らしくジビエの鹿肉が登場。きめが細かく、柔らかで上質な鹿の赤身肉には、赤い果実の爽やかな酸味や、大地の香りのするトリュフがベストマッチです。
ルビー色が美しい「ピエール・ゼロ メルロー」とのマリアージュは完璧。余韻に漂うスパイシーな香りが鹿肉の味わいを引き立てます。
肉と一緒に口に含んで瞬間、誰もが目を閉じてしまう味わい深さです……


ディナー中、ドリンクが変わる度に各テーブルを回って、味の特徴を説明するマチルダさん。こんなにフレンドリーなCEOがいるの?と思わずファンになってしまいます。
料理のクオリティの高さ、ワインテイスト飲料との素晴らしいマリアージュに誰もが酔いしれて……
このあたりで、参加者は気づき始めました。
「ワインではなく“ワインテイスト飲料”なのに、この素敵なほろ酔い感覚は何?」
頭は全く酔っていないのに、舌や鼻に残る香りや風味はまぎれもなくワインそのもの。テーブルに回ってきてくださったマチルダさんにそのことを話すと、「よくぞ気づいてくれました!」と言わんばかりの満面の笑みに。
秘密は「ピエール・ゼロ」のこだわりの製法にあります。アルコール分を除去しながらも、ワインの持つ複雑な香味成分が失われないように「減圧蒸留法」を採用。さらに果汁のブレンド比率も独自に開発し、このクオリティを実現するに至ったそうです。

(左)白桃のポシェ 出汁風味、ピエールゼロマスカットのゼリー、紫蘇と柚子の軽いクリーム(右)カヌレとスミレのギモーヴ
デザートは「ピエール・ゼロ ミュスカ スパークリング 」を使用したゼリーを白桃に合わせた一品。
デザートなのに昆布出汁?と恐る恐る口にすると、出汁の落ち着いた味わいに柚子やマスカットがふわっと香り、さっぱりとした口あたり。
ペアリングワインはもちろん「ミュスカ スパークリング 」。実は中華やアジア料理とも相性がよいと聞き、紫蘇や昆布出汁などの絶妙な素材との組み合わせに納得しました。


すっかり「ピエール・ゼロ」の高級ワインに引けを取らない味わいに魅了され、満ち足りた表情で会場を後にする参加者たち。
「料理とのマリアージュの高揚感を演出するのは、アルコールだけではない。」
このディネ・グルマンを通して、参加者一同、新しい世界の扉を開いた記念すべき一夜になりました。
株式会社モトックスのご協力のもと提供された「ピエール・ゼロ」の脱アルコールワインシリーズ。左から シニャチュール(シャルドネ100%)、ブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)、ロゼ・スパークリング(シャルドネ&アントシアニン)、メルロー(メルロー100%)、ミュスカ スパークリング(ミュスカ100%)。シャルドネはラングドック産のものを使用しているそう。

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・「ディネ・グルマン・プレスティージ 2026」会場
シェ オリビエ(市ヶ谷)
・マチルダさんが手がける シャヴァン「ピエール・ゼロ」シリーズ
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・フランス流暮らしの美学『アール・ド・ヴィーヴル』を紹介するイベントを発信「ボンジュール・フランス」
文:PARISmag編集部
撮影:株式会社LIFE.14














