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120年前から変わらぬ大迫力!建物も展示も楽しめるパリの恐竜博物館

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120年前から変わらぬ大迫力!建物も展示も楽しめるパリの恐竜博物館

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』をご存知でしょうか。通称・恐竜博物館として知られるこちらの施設は、パリ5区の植物園内の国立自然史博物館のギャラリーで、世界屈指の脊椎動物や化石資料の宝庫です。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

もともとこの植物園は王立薬草植物園でしたが、のちに化学、植物及び動物解剖学を含めた総合研究所として、1635年に一般公開するようになったそうです。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』出口には目印となる恐竜の模型があります

世界の草花を育成させているお庭や温室も素晴らしいですし、進化大ギャラリーも多種多様な動物の進化や生態を一挙に見られみどころ満載!その中で、今日は恐竜のいた古代を扱ったギャラリーを紹介したいと思います。

 

120年前から変わらない迫力の古生物学のギャラリー

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

6億年前の恐竜たちの化石標本やアンモナイト、植物がそのまま化石化したものなどが、全長80メートル、3階建ての煉瓦と鉄の建物に所狭しと並んでおり、タイムスリップしてしたような気分に!

このギャラリーは、パリ万博の2年前、1898年にオープンしました。その後、100年間は全く手を付けることなく展示されていましたが、1998年12月に大工事がスタートし、2015年に待望の再オープン。まだ工事は一部進行中ですが、一般展示を開始しました。とはいえ、以前のギャラリーを知る人は、まるで昔のままの空間や展示だと教えてくれました。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

恐竜の並ぶ古生物学の階は、時系列に並べられるなど、“時”の流れを感じられるような工夫がなされたようですが、内装、展示物はほとんどそのまま。約120年前に構想された展示が、今もなお迫力十分とはすごいですよね。当日としたらかなり革新的な施設だったことが想像できます。

 

フランスでも恐竜ブーム

日本でも近年、恐竜の化石が発掘され、ブームになっているようですが、フランスでも相変わらずの人気です。3歳の息子もすでにティラノザウルスやトリセラトプス(トリケラトプス)などの恐竜の名前を覚えてしまってるくらい!私が子供の頃は、恐竜はゴジラのようなイメージでしか記憶していなかったのですが、息子とこうして恐竜をみてみると、今、生存する動物や爬虫類、両生類を連想させるものが多く、恐竜も同じ生物であったことを感じずにはいられません。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

これはトリセラトプスです。大きさに驚かされます。ツノが3つあったからトリセラトプスなのですね(「トリ」はギリシャ語で3。フランス語の3も「trois(トロワ)」。)サイのようにも見えるけど…ご先祖さまなのかな。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

こちらはもう少し小さい恐竜、プロトセラトプスの頭蓋骨の化石です。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

これは海の中にいた恐竜の一種。下に小さなイメージ模型がありますが、実物大の標本は迫力満点。まるで映画のようです。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

これはワニのご先祖さまかな?サイズ感がお伝えしづらいのですが、大きい…!

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

フランスの子どもたちも写真撮影に夢中でした。子どものサイズから、頚椎ひとつがどれほど大きいことがお分かりいただけるでしょうか。

 

建物も注目!

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

この博物館のもうひとつの魅力が,この1898年に完成したこの建物です。2階から3階部分が吹き抜けで、上から巨大な骨格化石を見ることもできます。

この生物学展示のために計画された建築なので、装飾のモチーフもテーマは植物や生物。同年代の建築物でも類い稀な装飾をみることができます。

私は建物を感じながら、その時代にトリップするのが大好きなので、この空間の美しさだけでも大満足でした。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

階段を下り、1階に行くと動物学の展示が続きます。ここは現存する動物を含め、進化の過程が観察できるように猿と人間の祖先の骨が並べて展示されていたり、馬、豹、サイなどの4つ足動物などの進化を見ることができます。

パリの博物館『GALERIE DE PALÉONTOLOGIE ET D’ANATOMIE COMPARÉE(古生物学と比較解剖学ギャラリー)』

恐竜も実は結構2足歩行していて、手が小さくなっていたり、人間の進化と似ているのが不思議!ここに来ると、そういった進化の謎に引き込まれるに違いありません。皆さんも『進化する時間』に身を委ねてみてはいかがでしょうか。

★リサとガスパールが博物館を訪れた様子が描かれている絵本「リサとガスパールのはくぶつかん」も合わせてお楽しみください。

リサとガスパールのはくぶつかん

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